花菖蒲&棚田&ホタル
2010.6.12sat
13:15-22:15
曇り
新谷花菖蒲園
(大洲市新谷町)
14:25-15:10
満開です
ここの見所は品種の多い事(HP新谷花菖蒲園によると約200種類5000株)
ここから生まれた新品種もたくさんあります
先週に続き又行きました
稲積花菖蒲園
(大洲市稲積)
15:35-16:20
満開です
ここの見所はアチコチの鑑賞ポイントから花菖蒲園を一望出来る事
棚田に、約50種類(HP菖蒲園in大洲市稲積より)の花菖蒲が咲き誇る、眺めは見事です
もちろん個々の花々も良く整備された遊歩道や畦道から間近に鑑賞できます
稲積の棚田
(大洲市稲積)
16:25-17:05
花菖蒲園に続く棚田の絶景です
花菖蒲園の向かい側、車道より
少し戻って、全体が見渡せる絶景ポイントへ
車道沿いの畑で作業中の方が居られたので、畑に入って撮らせていただきました
これぞ日本の原風景ですね
撮影しながらお話を
「下の方の棚田は上の方に比べて広くて作りも違うようですが、農地改革で再整備されたのですか」
「いや、昭和18年に大洪水が発生し棚田が流されてしまい再整備したのよ、
それまでは、川は斜面を曲がりながら流れ、その流れに沿って棚田も作られていたんよ、
大洪水で、上流にあった家屋も崩壊し、流され、犠牲者も出た、と、親から聞いている」との事
今でこそ長閑な佇まいの山村にも大変な災害があったのを初めて知った
他にも色々とお話をお聞きした
写真を撮り終え、お礼を言って帰ろうとすると、
「掘り立てのジャガイモでも持っていってや」と言って、袋にたくさん入れて持たせてくれた
突然、写真を撮りに来た見知らぬよそ者に対して何と言う心配りだろう
折角のご好意、ありがたくいただいてしまった
早速、帰って、いただきました、とても美味しかったです、本当にありがとうございました
人情豊かな農家の方のお人柄に心癒された一時でした
お礼を言って、登って来た車道へ下らず、教えていただいた通り、そのまま登って行く
集落の最上部辺りからの展望
大洪水が発生した川には防災のためと思われる大きな砂防ダムが作られていた
集落を過ぎ更に登って行くと突然R56へ出た
泉谷の棚田
(内子町北表)
18:10-19:10
日本の棚田百選の中でも一番傾斜のきつい棚田の一つ
人工物の一切入ってない棚田も多数残されている
田植えの終わった棚田、絶景です
夕日に染まる棚田を撮りたかったのだが
今日は生憎の雲天
何時もなら数人は居るカメラマンが今日は居ない訳だ
諦めて何処かホタルの名所にでもと思い日没を待たず引き上げる
来る時に見つけておいた、中山町のR56沿いにホタルの案内板があった所へ行ってみよう
R56沿いに手作りのホタルの絵があり、その側に平沢入口の案内板がある
これを見て(何も調べずに行ったもんだから)勝手に平沢にあると思い込み
平沢目指し山道を進む事10数分
山越え谷越えといった感じでクネクネ山道を進み平沢らしき所までやってきたが
そこは山の中、どうみてもホタルなど飛びそうもない場所なので
諦めて引き返す
R56に出る寸前、川が前方に現れ(左に大きく曲がり川に沿って下ると直ぐR56)
ライトに照らされた川の対岸にホタルの絵が掲示してあるではないか
車を停めて上流を眺めていると車が下りてきた
ボーと立って手を振る私に車を停めてくれた
「ホタルの名所はここですか」
「この道を登って行くと直ぐだよ」
奥さんらしき人が降りてきて
「ここを登って行くと橋があるのでその先に広場がありUターン出来て駐車できる」と丁寧に教えてくれた
何と言う事はない、R56から平沢方面へ向かう道へ入って、直ぐに現れる右カーブへ行かず、
川に沿った道へ直進すれば良かったのだ
教えて貰った通り進むと直ぐにホタルが乱舞する場所に着いた
広い川幅の上流に大きな砂防ダムがあり、道はそこまで
砂防ダムから橋の付近まで200m程の広い空間がホタルの乱舞エリアだった
New出渕のホタル
(伊予市中山町)
20:15-21:15
広い空間に飛び交うホタルは先日見てきた小野谷とは違った魅力がある
スケールのでかい山間の名所と言えるだろう
ここのホタルは密集して乱舞していると言うより
広い空間を優雅に飛ぶ感じなので写真を撮るのは非常に難しい
そんな中、カメラの前に飛んで来てくれ、偶然捉えられた本日のベストショットがこれ
見物人は私一人だったのだが
暫くすると二人連れの方が歩いてやってきた
最初は暗くて良く分からなかったのだがお話をしていると
先ほどここを教えてくれた方だった
お二人は直ぐ近くの方でここのホタルを育成・管理されている方だった
又、川岸には紅葉の木をたくさん植えて、秋には紅葉名所になる様に、お手入れをされているそうです
素晴らしいお二人のお話からホタルに対する愛情と
地域の憩いの場作りに対する熱意が伝わってきました
ここも毎年訪れたい場所の一つになりました
アルバム「花菖蒲&棚田&ホタル(6/12)」もご覧下さい
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