四国札所巡り&名桜巡り
2011.4.16 sat
8:00-18:30
曇り
後半
第65番 三角寺
(四国中央市金田町三角寺)
13:20-13:55
三角寺の山桜〈ヤマザクラ〉
お遍路さんを迎える桜、満開
急勾配の石段を登り左へ進むと、境内の参拝路の上に巨大な山桜の枝が伸びている
四国霊場のお遍路さんは、この桜の花の下をくぐって参拝することになる
幹周3m、樹高14.5mで、参道の上に伸びている枝は15mある
花径は27〜28mmで、一重の淡紅色の花が、枝に塊となって密に付く
新葉は赤味をおび、花と相まって山桜特有の柔らかさを醸し出している
馬場桜〈エドヒガン〉
(四国中央市新宮町馬立市仲)
14:40-15:15
県内随一の巨桜、もう直ぐ満開
山道の行き止まりの左上に高圧線の鉄塔(邪魔です)があり、その隣に桜樹がある
空に向かって枝をいっぱいに広げ、枝先に紅雲のごとく花を付けた姿には荘厳さが漂う
幹周6m、樹高22m、南北の枝張り25.5mで、県内随一の巨桜である
花は一重の薄紅色で、平開せず半開、花径は15mmと小形の可憐な花で
開花期は「残花」と呼ぶにふさわしく、平地より2週間ほど遅れる
桜のある場所は、霊場三角寺と奥の院仙龍寺を結ぶ古道沿いにある
地元では土佐之守が植えたと伝えられているが
むしろエドヒガンの野生種が自生して、300年以上の時を刻んだと考える方が自然である
これほどの巨桜でありながら、道路事情が悪いためあまり一般に知られていないが
樹勢壮健なこの桜樹はまだ成長過程にあり、将来全国の巨桜の仲間入りをすることになると思われる
桜好きには必見の見事な1本桜です
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