いってこうわいレポート

 四国中央市方面の滝巡り(薬研の滝〜八間滝)

2004.5.23 

今日は四国中央市の難所の2滝制覇を目指す。早朝7時出発。

 

薬研の滝(土居)

 まずは薬研の滝を目指す。土居より小さな看板に案内され国道を右折し迷いながらも登山口に到着(高速の橋を渡って直ぐ)。案内板もあり車も数台は停められる。先客なし。準備をして925登り始める、最初はゆるやかな広い散歩道の雰囲気だったが、次第に細い坂道となる、息がきれる。古子川に沿って登って行く。30分程で最初の渡渉点、ここは、しっかりした橋が、懸かっている。橋を渡り数分で次の渡渉点、今度の橋は2本の丸太で作った丸太橋だ。雨上がりで良く滑るロープにつかまり何とか渡る。しばらく行くと左奥の斜面に小滝発見。10メートル程の2段の滝である。斜面をザーザーと落ちている。さらに数分登ると右手に5メートル程の本流に懸かる小滝があり、さらにミニ小滝が続く。ちょっと登った所で3メートル程の小滝があり、浅い滝壷となっており、行き止まりだ。小石を飛び右手に行って見るが道はない。さてこの先はどう進めばよいのか?数分悩む。HPで入手したコピーを見ると、この小さな滝壷を渡れとある、滝の先に小道があるようだ。靴を脱いで渡ると上に登る道があった。ここまでは案内板も随所にあり分かり易かったが、ここだけは分かりにくいぞ。

 ここから、ちょっと登ると1011そこに岸壁から豪快に落ちる薬研の滝があった。20メートル位の高さから轟音を立てて大きく、3回位、岩肌に砕けて落ちてくる。その姿は堂々としている。滝壷は浅いが広い。その滝壷の中を通り正面へ、そして右手に行って眺める。横から見る姿もいいぞ。岩壁に弾けて飛沫が空中に舞っている。30分程撮影し下山する。帰りは小滝の写真を撮りながら、ゆっくり下山した.下山途中に遅客1名に挨拶。1120登山口に到着。登り46分、下り43分であった。道は良く整備されていた。

 

 三島方面から別子花街道へ向かう。法皇トンネルを通り、昼過ぎ水ヶ滝へ到着。滝を見ながらおにぎりを食べる。今日は水量が多く見事だ。飛沫が薄日に光って美しい。さらに街道を進んで行くと中尾谷の標識、確か、ここに滝があるとHPにあったので、行ってみる。右折して100メートル程、行った所に中尾谷の滝発見。高さは7メートル程だが水量多く(普段は少ない様だ)なかなか良い。さあ、いよいよ次の八間滝に向かう。

 

八間滝(新居浜市)

 瀬場の東赤石登山口(先客車3台)を1317出発。いきなりの急登に息がきれる。杖を頼りに何とか登る。20分程で筏津からの登山道に合流。もう少しだ。険しい登山道を10分ちょっと必死で登ると、1348右手のはるか下方の崖下正面に八間滝が現われた。木々が邪魔して良く見えない。おかしいな?滝に行けない?来すぎたな。写真を数枚撮って引き返す。滝への道に、いつ出るかと思いながら急いで下山して行ったら、ついに見つからず1417登山口まで降りてしまった。(ほぼ1時間要した)ガイドブックを見るとこの登山口ではなかった様だ。瀬場から登ると、あったので勝手に東赤石登山口と勘違いしていた。実際の滝への入口は少し先にある集落の中の小道を30分程登る様だ。探して見たがそれらしき小道は見当たらなかったし、今日はもう登る気力もないし、時間もないので断念する。まあ遠望ではあるが登山道から見たので一応制覇としよう。何時かは再チャレンジはするつもりだ。

   

 八間滝に未練を残しつつ帰路に着く。ちょっと走り筏津にある金毘羅滝へ。水量は相変わらず少ないが、いつもよりは多い。上部は飛沫が飛び綺麗だった。それから、かなり走ると駐車場に溢れる車、銅山越えへの登山口だ。相変わらず人気コースの様だ。さらに車を走らせ大永山トンネルを抜け、清滝へ向かう。1518到着(先客車2台)。水量もまずまずで写真撮影には、調度良い量だ。婦人のカメラマン2名が黙々と撮っていた。アベックが上から1組降りてきた。滝口のアップの写真を重点に撮って早々と切り上げる。入口の滝も撮る。そこから新居浜へ下る道路は新しいトンネルが開通し、あっという間にマイントピア別子に着いたが今日は立ち寄らない。11号線へ出て桜三里の滝見橋の所にある桜三里の滝をチェック、水量多いので数枚撮る。

 

今日は目的の薬研の滝は完全制覇したが、八間滝は中途半端に終わった。しかし豪快な薬研の滝に出会えたし、水量の多い滝(いつもは水量が極端に少ない)にも多数出会えたので、満足な滝巡りであった。5時半頃帰宅。

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